第48章:眠れない夜から、ぐっすり眠れる夜|CPAP使用1週間の記録

CPAP1週間使用後、睡眠スコア89点を表示するスマホと寝室の様子

*この記事にはアフィリエイトが含まれている可能性があります。

待ちに待ったCPAPが届いた。配達の人が抱えている箱は想定以上に大きかったが、精密機器なのでクッションが多いのだとすぐにわかった。しかし、それにしても大きい。箱を開けるとやはりクッションも多いが、マスクを固定する付属機器も多かった。それでも検査入院の時とは比べ物にならないほど簡素だ。

先週の土曜日から利用を開始して1週間。データをスマホで見ることができる。マスクフィットなど、さまざまな項目で設定ができるが、初めての使用だし、試行錯誤があったので、今朝以外の日は、総合点だけ記録することにした。

8日間のスコアの推移

第1日目:23点。初めてなので、着用方法や設定に時間がかかる。着用したものの、データとの連携がうまくいかず、医療機器でもあるので、念には念を入れて、翌日カスタマーサービスに詳細を聞くために、途中で着用をやめた。

第2日目:79点。通常は3〜4回、お手洗いに行くがこの日は夜中の2時に行ったきり。ただ、喉が渇いて1度目を覚まして水を飲んだ。

第3日目:83点。お手洗いに行ったのは明け方の5時のみ。こんなに長時間眠ったのは久しぶりだ。

第4日目:84点。明け方の3時にお手洗いに行った。その後1度目を覚ましたのは喉がカラカラで水を飲むためだ。

第5日目:71点。お手洗いに行った後に、マスクが少しずれていたのを主人が発見。調整してくれたそうだ。私は目を覚ますことすらせず熟睡。

第6日目:82点。お手洗いには1回行ったが、朝アラームによって目を覚ました。それまではアラームが鳴る前には起きていた。

第7日目:88点。復職後、まだ慣れない職場で働き始めて3週目の金曜日。疲れていたのだろう。相変わらず1回はお手洗いには行くが、その後はぐっすり眠った。

データが語る「毎日の記録」

第8日目:89点。コメントは「非常に良い結果!日々の生活がよくなったと感じれば、前に戻ることはないでしょう」。使用時間は7時間33分で、70/70。マスクの密閉性は15/20。マスクのオン・オフは0。治療診断の圧力は9.0cmH₂O。この数値は、CPAP機器から気道へ送り込んでいる空気の圧力(処方圧)を示しており、睡眠中に気道がつぶれないように必要な空気圧を表している。

イメージとしては、9.0 cmH₂O → 空気を少し強めに送り、喉の気道を内側から支えるという感じだ。CPAPの圧力としては、特に異常に高い数字というわけではない。

お手洗いに行くにもマスクを外さなくても平気になってきた。昨日、パーソナルトレーニングで1時間トレーニングをした後で、負荷レベル10で17キロを45分かけて自転車を漕いだ。先週は15キロだったので単純比較はできないが、ペースとしては遅いように感じる。そのせいか爆睡した。お手洗いに1回起きた時に水をがぶ飲みし、その後は爆睡。いつもより30分遅めの7時に起床。主人に起こされても眠くて起きたくなかった。

忘れていた「眠りたくて眠れない」感覚

最近は明け方に目を覚ますことが多かったので、アラームで起きることが新鮮に感じた。眠りたくても眠れない。年齢を重ねると誰でもそうなると聞いていたが、私が明け方に目を覚ますと主人も起きてスマホを見ていることが多い。彼は私より1つ年上だ。年齢が近いと同じように年をとっていくんだなと、嬉しくも寂しくもある感情が湧いた。

学生時代は休日になると昼過ぎまで眠り続けて、「私の休日を返して」と叫んだものだったが、久しぶりにそんな気持ちになった。

夢の中でも仕事をしていた

夢も見た。以前から見た夢は覚えている方だったが、今朝の夢は最悪だった。夢の中でも仕事をしている。時間がなくて焦りながら翻訳して、見直しをしようとしてプリントしようとするとプリンターが壊れていると言う。隣のビルまで行かなくてはプリントできない。この大量の成果物をチェックするのにモニター越しでは自信がない。焦って隣のビルまで走っている最中に主人に起こされた。おはようと言う前に叫んだ。「夢の中でまで仕事をしたくない!」主人は笑いながら「二度寝する?」と聞いてきたが、その誘惑には抗った。寝溜めができないことや、毎日同じ時間に就寝して起床することが健康的な生活を送る秘訣とわかったからだ。

CPAPのデメリットも正直に

CPAPのデメリットは鼻に空気が送りこまれるため、当然口にも空気が送られ、喉がカラカラになることだ。普段から人より水分摂取量が多い私はお手洗いに起きる度に水を飲む。それ以外にも喉が渇いて目を覚ますこともある。

また、頭や顔の周りにマスクを固定するバンドを巻くため、起床すると頬にその跡が残ることだ。若い人ならこの跡もすぐに消えるのだろうが、年を重ねるとそうはいかない。2時間後にもまだ残っている。休日に友人に会う時は気になるが、平日は大して気にもせずにそのまま出社する。朝から私の顔を見る人なんていないからだ。

それに、さまざまな器具を頭の近くに置かなければいけないことも気になる。

横向き寝の私を助けてくれた専用まくら

私の寝相は主人や従兄弟たち、友人たちのお墨付きだ。主人が一番の被害者で、私は夜な夜な彼に殴るわ蹴るわの暴行を働いているらしい。CPAPを着用するにあたり、一番心配したことはそのことだった。

常に仰向けで眠ることができず、右を向いたり左を向いたりする私にとって、横向きでも使えるCPAP専用まくらはなくてはならない物だ。この枕はマスクが枕に押し付けられて空気が漏れたり、痛みが出たりすることがないよう、両面がカットアウトされた形状になっているのがありがたい。
HOMCA CPAP枕 横向き寝用 ¥7,980

それでも私には合っていた

デメリットを上回るほどの、睡眠の質の向上というメリットを享受しているが、CPAPの使用感や感想には個人差がある。私はたまたまCPAPと相性が良かった。しかし、友人のご主人は慣れなくて外してしまう回数が増えていき、最終的には使用しなくなったので、CPAPを返却したそうだ。詳細については第43章:CPAP検査入院、行ってきましたを読んでほしい。

*この記事は情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。


コメント