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それでも、私は若い人に海外へ出てほしい
データが示す現実は厳しい。しかし、だからこそ声を大にして言いたい。
「行けるうちに、行ってほしい」
私がウィスコンシンへ渡った頃も、決して楽ではなかった。言葉の壁、文化の違い、孤独。それでも、あの経験が私の人生の土台になった。
海外で暮らすということは、単に英語が上手くなることではない。世界の中での自分の位置を知ることだ。日本の外から日本を見る目が育つこと。異なる価値観の中で、自分の軸を見つけること。そのような経験は、どんな資格や学歴にも代えられない。
就活が心配なら
確かに、日本の就活制度と留学の相性は良くない。しかし最近は、留学経験を積極的に評価する企業も増えている。また、留学中にインターンシップを経験したり、現地での人脈を築いたりすることで、むしろ差別化できるケースも多い。
また、私のように現地の会社に就職する方法もある。日系の会社に就職すれば、いずれ日本に転勤になる場合もある。選択肢は一つではない。
そもそも、就活のために留学をあきらめるという発想自体を疑ってほしい。就活は人生の一部に過ぎない。しかし海外での経験は、一生ものだ。
就活で差をつけるには、まず英語力だ。
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費用が心配なら
費用の壁は確かに高い。しかし、すべての留学が600万円かかるわけではない。政府の奨学金制度(トビタテ!留学JAPAN)、大学の交換留学プログラム、費用の低いアジア圏への留学など、選択肢は様々ある。まずは調べることから始めてほしい。
留学前にまず英語力をつけておくと、現地での生活がぐっと楽になる。月額定額で受け放題のネイティブキャンプなら、コストを抑えながら毎日英語を話せる。
政府の目標と現実のギャップ
政府は「2033年までに日本人留学生50万人」という高い目標を掲げている。しかし現在の9万人という数字との差は大きく、現在の円安とコスト高が続く限り、若者が個人で海外へ飛び出すハードルはしばらく高い状態が続きそうだ。
だからこそ、制度や環境が整うのを待つのではなく、自分で動くしかない。
まとめ|海外経験は、人生の解像度を上げる
私がニューヨークで銀行員として働いた経験、世界各国の人々と仕事をした経験は、帰国後のキャリアのすべての土台になった。そして今も、その経験から学び続けている。
留学減少の原因は「内向き志向」だけではない。就活制度との相性の悪さ、経済的な壁、メリットの見えにくさ——構造的な問題が重なっている。だからこそ、若い人一人ひとりが「それでも行く」という意志を持つことが、これまで以上に大切になっている。
人生は一度きりだ。世界は、あなたが思っているよりずっと広い。
このブログでは、1980年代のアメリカ留学・ニューヨーク生活の体験を綴っています。留学に関する他の記事もぜひご覧ください。
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