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帰国してから、さまざまな人に何度も聞かれた質問がある。 「どうしたら英語ができるようになるの?」
「留学=話せる」は幻想。私が直面した厳しい現実
アメリカに移り住んだからといって、突然英語が話せるようになるわけではない。そして、語学の習得には個人差がある。 スポーツが得意な人とそうでない人がいるように、外国語も向き不向きがある。
留学当初の私は、英語がほとんど話せなかった。 聞き取れない、話せない、それでも毎日英語の授業に出続けなければならない。 そんな状況の中で、私なりに試行錯誤しながら実践した方法を紹介したい。
テレビをつけっぱなしにする
自宅では朝から晩までテレビをつけっぱなしにしていた。 料理をしていても、掃除をしていても、常に英語が耳に入ってくる環境をつくるためだ。 ラジオと違って、テレビは作業中でも時折目に入る映像で何について話しているか予測ができた。最初は何を言っているのかまったくわからなかったが、毎日続けるうちに少しずつ音に慣れていった。
※今ならYouTubeや英語ニュースアプリでも同じ環境が作れる。
中・高校生向けの本で「読む力」を養う
町の図書館で高校生向けの本を借りて読んだ。 語彙が難しすぎず、ストーリーも読みやすいため、英語を読む習慣をつけるのに最適だった。
※こうしたレベルの本は、今ならオンラインでも手に入る。お勧めの教材としてはラダーシリーズのレベル5がある。中でも以下の本は留学中にお勧めである。
1. アメリカ史 多くの大学でアメリカ史は必修科目となっている。
2. 芥川龍之介の名作「羅生門」「芋粥」 羅生門の必要性については、コラム② アメリカ留学前に必ず読むべき3つの作品|聖書・ギリシャ神話・羅生門で差をつけるをお読みください。
3. 日本事情-政治・外交・社会編 日本のことを尋ねられる機会は多い。
音読しながら単語を覚える
単語はテープを聞き、その音を声に出しながら書いて覚えた。 目で見るだけでなく、耳と手を同時に使うことで記憶に定着しやすくなる。
※音声付きの単語帳は効率が良い。お勧めの教材はこちら。
シャドーイング(最も効果的だった方法)
最も効果があったのはシャドーイングだ。 シャドーイングとは、聞こえてくる音声を少し遅れて「影(shadow)」のようにそのまま真似して発話する練習法である。 通訳者の練習方法としても知られている。英会話のカセットテープが擦り切れるほど繰り返し聞き、声に出した。 その結果、発音やリズム、イントネーションが自然と身につき、会話の流暢さが格段に上がった。
シャドーイングにお勧めの教材はこちら。
どれも特別な道具は必要ない。 必要なのは、毎日続ける習慣だけだ。 語学は一夜にして身につくものではないが、続けていれば必ず話せるようになる。 私がその証拠である。
※英語が伸びなかった時期の体験は第8章:「アメリカに行けば英語が話せる」は大嘘だった|留学しても英語が伸びない本当の理由と第2章:TOEFL高得点が裏目に!語学学校免除で英語が話せないまま授業へ【留学体験談】に綴っています。


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