第20章:アメリカで免許証・パスポートを失効した話|留学中と銀行員時代の2度の実体験

アメリカ滞在中に、免許証とパスポートの両方を失効させた。1度目は学生時代、2度目は銀行員として働いていたマンハッタンで。どちらも「まさか」の瞬間だったが、対処法も結末もまったく違った。同じ失敗をしてほしくないので、記録しておく。

【学生時代】銀行でIDを出した瞬間に発覚した免許証の失効

銀行の窓口でIDとして運転免許証を提出したとき、担当者に静かに指摘された。失効している、と。

慌ててYMCAに向かった。手続きは思いのほかあっさりしていた。大した問題ではないという扱いで、拍子抜けするほどスムーズに再取得できた。ほっとした記憶がある。

ところが数ヶ月後、新しい免許証を眺めていてあることに気づいた。誕生日の日付が1年若く印字されている。再びYMCAへ。訂正してもらったが、2度手間になってしまった。手続きの際は、発行された書類をその場で必ず確認することを強くお勧めする。

手続きの実際

  • 手続き場所:YMCA
  • 手続き時間:即日
  • 難易度:低い

【銀行員時代】旅行会社にパスポートの失効を指摘された日

旅行の計画を立てようと旅行会社を訪れたとき、担当者にパスポートを見せると静かに言われた。有効期限が切れています、と。

アメリカに来て9年半。一度も帰国していなかった。当時の私はパスポートに有効期限があることすら意識していなかった。9.5年も経てば切れていて当然なのに、だ。若すぎた、と今でも思う。

日本領事館に相談に行くと、まず戸籍謄本を取り寄せるよう言われた。それまでは国外に出ないこと、どうしても出る場合は別途手続きが必要だとも。実家に電話して郵送してもらったが、当然時間がかかった。旅行の予定は大幅に延びた。子供すぎる自分に腹が立った。

手続きの実際

  • 手続き場所:在ニューヨーク日本国総領事館
  • 必要書類:戸籍謄本(日本の実家から郵送)
  • 注意点:取得まで数週間かかるため、旅行・出張の予定がある場合は早めに確認を

海外で身分証明書を失効させないための3つの教訓

① パスポートの有効期限は必ず把握する

パスポートの有効期限は5年または10年。長期滞在中はカレンダーに更新時期を登録しておくこと。

② 免許証の更新時期も現地のルールで確認する

日本と異なり、州によってルールが違う。自分の州の更新時期を把握しておくこと。

③ 重要書類のコピーを手元に保管する

パスポートの保管には、スキミング防止機能付きのケースがおすすめです。

まとめ

海外では身分証明書の管理はすべて自分の責任だ。日本にいれば更新のお知らせが届くが、海外にいる限り誰も教えてくれない。有効期限の確認は、留学・海外就職の準備と同じくらい大切なことだと、2度の失敗から身をもって学んだ。

コメント