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ハローワーク通いや社会復帰を目指している最中に、CPAPの検査入院が決まった。今年こそは入院のない1年にしようと新年に誓ったのに、7月でその誓いを破ることになってしまった。
私の場合、舌がんと頸椎がんの手術で舌や口腔・咽頭の気道の形が変わっていること、頸椎がん (首のリンパ節を切除する手術)によって首の組織の硬さや可動性が変わっていること、手術後の傷あとやむくみが気道に影響していることなど、様々な要因が考えられるそうだ。
入院初日
14時に入院した。入院には慣れているので、病院の持ち物リストの通りに準備して向かった。
手続きをしようとしたら、病院の診察券を使いすぎて磁気が壊れて読み取れず、新しいカードに変更することになった。それほど通院しているのかと考えてみると、リハビリで週に2回通院していた時期もあった。「お得意様」かと思いながら、病院のお得意様にはなりたくないなと思った。
検査室は普通の個室の病室と変わりないが、防犯カメラのようなカメラがついていた。すぐにシャワーを浴びて、髪も洗うように言われたのでそうした。
16時には夕食。ご飯と鰆の梅醤油焼き、ちくわの和風煮、小松菜の辛子マヨネーズ和えで418キロカロリー。この量で明日の7時30分の朝食まで過ごすのかと考えると、気が遠くなった。
食事中、作業療法士の先生が体の動きの確認と普段の運動量についてヒアリングに来た。ここのリハビリでは、ここの病院で受けた舌がんの手術後も、がん研センター中央病院で受けた頸椎がんの手術後も、言語聴覚士の先生に1年以上お世話になった。その時の担当の先生の近況も聞けて嬉しかった。
いよいよ検査
17時には看護師や臨床検査技師の4人が来て、CPAPとそれを調べる機器を装着することになった。自宅での簡易検査とはまったく違い、全身にセンサーをつけて一晩眠る詳細な検査だ。
体中に、特に頭には何十本ものセンサーをジェルでつけられ、網のキャップをかぶせられ、マスクを装着して空気を送り込まれる。鼻だけで呼吸するよう、口にはテープを貼られて呼吸ができないようにされた。装着だけで1時間弱かかった。
上を向いて眠るよう指示されたが、寝相が悪く、毎晩配偶者を蹴ったり殴ったりしてしまう私には正直自信がなかった。
18時には就寝。普段から服用している睡眠導入剤を飲んで眠りについた。隣の部屋では臨床検査技師が朝まで周波数や数値をモニターするそうだ。
長い夜、そして意外な結果
途中で手洗いに行きたくなり、両腕に巻きつけられて持たされていたナースコールのボタンを押した。センサーの先に大きく重い機器がついているにも関わらず、自宅にいると勘違いして自分で起き上がろうとする患者もいるそうだ。ナースコールを押さなくても、センサーが察知して隣でデータを見ているが臨床検査技師がかけつける仕組みで二重に患者の安全を確保してくれている。監視カメラの念の為のもので検査中だけ作動するとのことだった。
マスクと顔のネットを外してもらい、メガネをかけて、ベッドの隣にある簡易トイレで用を足した。機器が大きすぎて、個室のトイレには入れないためだ。その時はまだ21時で、3時間しか眠っていないことにがっかりした。水を飲んでまた眠りについた。
次に起きたのは翌日の3時半。頻尿の私は普段ならもっと頻繁にトイレに行くのだが、CPAPで眠りが深かったせいか、水分を特に控えたわけでもないのに熟睡していた。
予定では6時まで機器をつけているはずだったが、睡眠医学・睡眠外科センターの医師が「データは十分に取れた」と確認してくれ、早めに装着を外してもらえた。臨床検査技師に「よく眠れていましたね。3回夢を見ていましたよ」と言われた。思わず「夢の中身までわかっちゃいました?」と聞き返してしまった。
レンタル予定のCPAPを見せてもらったら、意外と大きかった。飛行機に乗る時は手荷物で持ち込まないといけないほど繊細な機械らしい。また、証明書も必要だそうだ。確かに見た目は、小型爆弾と誤解されかねない形をしていた。
退院、そして結果を待つ日々
装置が外されるとすぐにシャワーを浴びた。髪はセンサーをつけるために使われたジェルでベタベタで、2回洗ってもなかなか流れず時間がかかった。ドライヤーで乾かす頃にはすっかり目が覚めていたので、スマホで海外ドラマを見て時間を過ごした。窓がだんだん明るくなっていく光景に、なんだか心が弾んだ。
聞くところによると、ほとんどの人がこの検査では眠れないらしい。熟睡できるのは年に5〜6人だけだそうだ。私はその熟睡組に入ることができた。
8月8日に結果を聞き、その数日後から自宅でもCPAPが使えるようになる。そう思うとほっとした。
7時には朝食、10時前には退院手続きが終わり、10時30分には自宅に着いていた。
今回の反省点
- 1泊だけと軽く見て小さなバッグしか持っていかなかったため、売店へ水(検査前)やコーヒー(検査後)を買いに行くのが不便だった
Annekor ミニトートは、財布・スマホ・ハンカチくらいしか入らないサイズ感が、売店へのちょっとした買い物にはちょうどいい。ナイロン製で軽く、取り外し可能な2wayのショルダーベルトも点滴スタンドを使う場合には便利だ。スマホ専用ポケットもついているので便利だ。 - 検査入院中はスマホが使えないため紙の本を勧められたが、検査の前後は使用可能だったので、iPodを持っていけばよかった
- 敏感肌用のシャンプーを持参したが、髪の量が多い私にはジェルを落としきれず、結局病院備え付けのシャンプーを使うことになった
今まで経験した入院の中では、一番快適だった。あとは検査結果を待つのみ。


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